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疾患ごとのリハビリ効果 パーキンソン病・症候群のリハビリ

2024年10月17日

パーキンソン病の患者さんは、薬をのんでしばらくすると体の動きが良くなり時間が経って効果が切れると体が動かなくなる、というon-off現象を反復する。offの状態からマシントレーニングで10分間の間にonの状態になることが確認されている。ドーパミンは筋肉が柔軟さを保つのに必要な物質である。パーキンソン病は脳内のドーパミンの欠乏によって起こる病気であることも古くから知られている。off状態のパーキンソン病の人がたった10分ほどのパワーリハビリでonの状態になったのは、この物質の放出によるものである。筋肉が活動するというのは、そこに多様な化学物質が放出されることを意味している。