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リハプライド・コラム

自立支援介護の“4つの基本ケア”について

今回は、私たち『リハプライド』の顧問であり、
日本自立支援介護・パワーリハ学会理事長でもある、
竹内孝仁先生(国際医療福祉大学大学院教授)が提唱する
"自立支援介護"について、お話ししたいと思います。

まずはじめに、自立とは、「身体的自立」「精神的自立」「社会的自立」の
3要素から成り立っています。
これら3要素は互いに関係し合い、身体的な自立が精神的な自立につながり、
精神的な自立を達成すると、社会的にも自立していきます。

“自立支援介護”とは

そして“自立支援介護”とは、
『より主体性のある生活、より選択権のある生活、
よりQOL(生活の質)の高い生活を送るために、
「身体的自立」「精神的自立」「社会的自立」を達成し、
改善また維持できるよう、介護という方法によって支援していくこと』
を言います。

この自立支援介護には“4つの基本ケア”があります。
それは『水分・栄養(食事)・運動・排便』です。
この4つの基本ケアを確実に行うことで、多くの場合、
ADL(日常生活動作)を向上させることができます。

4つの基本ケア―①水分

1番目の『水分』ですが、水分が不足すると身体の活動性は落ち、
意識の覚醒水準も下がります。意識の覚醒水準が下がると、
認知症状が出たり、尿意・便意を感じられなくなって失禁などが起こります。
ですから、特に高齢者は水分摂取を小まめに行い、
身体の細胞を活性化させ、身体と意識の覚醒水準を上げることが大切になります。
高齢者に必要な水分摂取量は、1日1500ml~2800mlです。

4つの基本ケア』―②栄養(食事)

2番目の『栄養(食事)』について、水分摂取で身体や意識の覚醒水準が上がっても、
低栄養・低体力状態では体を動かすことができません。
運動量が少なくなると、筋肉もやせ細り、やがては廃用症候群につながっていきます。
また体力が急激に落ちると、認知力の低下をもたらし、
認知症状が出てくるようになります。
これらの予防・改善のためにも、1日1500kcal以上の栄養を摂るようにします。

『4つの基本ケア』―③運動

3番目の『運動』は、歩行でしたら1日2km以上の適度な運動を言います。
適度な運動は、身体と意識の覚醒水準を上昇させ、
認知力を高めるため、認知症状の改善に効果があります。
さらに意識の覚醒水準が上がると、
便意、排泄の抑制ができ、失禁の改善にも作用します。
この適度な運動には、
私たち『リハプライド』の《パワーリハビリテーション》が最適です。
パワーリハビリテーション(以下、パワーリハビリ)は、
6種のリハビリ専用トレーニングマシンを使用して、
“座る・立つ・歩く”という3つの基本的な生活動作の改善に必要な筋肉へ
効果的に働きかける運動になっています。
パワーリハビリは、6種のマシン×3セットを目安に行います。

『4つの基本ケア』―④排便

4番目の『排便』について、自立支援介護では、トイレでの排便を目標とします。
十分な水分が摂れて、身体と意識の覚醒水準が上がると、
大脳の前頭葉が便意を感じるようになり、
排便をコントロールすることができるようになるので、
多くの要介護者がオムツを外しています。
十分な水分摂取と適度な運動により、3日に1回以上の排便を目指します。
ただし、下剤は使いません。

今後とも、私たち『リハプライド』は、
“自立支援介護”とパワーリハビリの普及に邁進し、
ご利用者さまの機能回復と改善に一生懸命取り組んで参ります。

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