リハプライド・コラム

【加盟店様の声】有限会社オオニシ 大西オーナー

【加盟店様の声】有限会社オオニシ 大西オーナー

有限会社オオニシ

オーナー 大西 良行 様

1号店 リハプライド 天理 (奈良県) 2016年6月開業
2号店 リハプライド まほろば (奈良県) 2023年10月開業

3店舗目の開業を目指す、コンビニオーナーの挑戦。スタッフの人間力で広がる“信頼の介護”

リタイア後の新たな挑戦に「開業をサポートしてくれるから始めやすい」

ー大西オーナーのご経歴から教えてください。
大西:以前は、地方公務員として勤務し、各自治体の折衝ごとから人材採用や人材育成研修まで、さまざまな業務を担当しました。

その後、実家の酒屋兼立ち飲み屋を改装してコンビニエンスストアを開業したのが、24年前。酒のディスカウントショップが増えると同時に立ち飲み屋の未来にも限界を感じ、商売を切り替える必要性を感じたんです。

コンビニは24時間営業なので、私もアルバイトと一緒に夜中のシフトに入るなど、軌道に乗るまでの1年間は大変でしたね。その後、徐々に店舗数を増やし、現在は3店舗を運営しています。

ー『リハプライド』を始めようと思ったきっかけをお聞かせください。
大西:地方公務員をリタイアしたことをきっかけに、何か新しいことを始めたいと思ったんです。飲食業も考えましたが、『福祉にかかわる仕事はいいものだ』という思いがあり、ピンと来る会社を探して『リハプライド』に行き着きました。母が認知症で施設に入って10年近く経ち、介護業界に思い入れがあったこともきっかけの一つです。

私は事業を一から興すタイプではないので、『リハプライド』が開業をサポートしてくれる点にメリットを感じました。

自分なりに『リハプライド』を研究して「これはいい」と感じたのは、入浴や食事がない半日型のサービスがあること。利用者様を丸一日お預かりすることに抵抗があった私にはちょうどよく、マシンを使ったリハビリにも、どんなマシンで何をするのか、興味を持ちました。

最終的に、リハコンテンツの山下社長がテレビ出演しているのを見て、サービスに説得力を感じたことが開業の決め手です。

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成功の秘訣は「人」。「行きたい」と思ってもらう場所になる

ー未経験の介護事業への挑戦。開業前はどのような不安がありましたか。
大西:最大の不安は、果たして事業として成功するのか、という資金面でした。本部に相談しながら自分なりにシミュレーションし、開業時の資金調達と物件探しを経て開業に踏み切りました。

ー開業前のサポートについて、助けになった部分をお聞かせください。
大西:開業に必要な行政への提出書類や手続きに関する情報を、細かく丁寧に教えてくれたことが助かりました。自分一人で開業するとしたら、煩雑な情報を一から調べる手間と労力がかかる。手取り足取りガイドしてくれたおかげで、開業までスムーズに進みました。

ーこちらの事業所の運営がうまくいっている秘訣を教えてください。
大西:スタッフに恵まれたことに尽きます。ビジネスで一番大切なのは、働く「人」。そこがなければ何事もうまくいきません。利用者様が「また行きたい」という気持ちを抱いてくれることが重要であり、その体験があってこそ「あそこはいいよ」と、人づてに評判が伝わる。
開業から9年になりますが、仕事終わりのミーティングではスタッフへの感謝を伝え続けています。初心を忘れず、最高の人間関係を築くことが成功の秘訣です。

ー多くの利用者様が通われています。集客のコツがあればお聞かせください。
大西:通っていただく利用者様に礼を尽くすことでしょうね。例えば、朝の挨拶や帰りの挨拶。利用者様一人ひとりに、来てくれたことに対してお礼を伝えます。その一言で、「また行こうかな」と思ってもらえる。

私だけでなく、スタッフ一人ひとりが「今日は大丈夫でしたか?」「調子はどうですか?」と、利用者様と積極的にコミュニケーションを取ることで、温かい人間関係が生まれます。お一人暮らしの方などは孤独を感じている方も多いので、会話できる場があるといいですよね。

逆に、気をつけているのは、無理に利用者様を勧誘しようとしないこと、欲を出さないこと。体験にいらしても、最終的に決めるのは利用者様とそのご家族です。『リハプライド』のサービスの要点をお伝えしたあとは無理強いをせず、じっくり検討してもらっています。

「ここに来るのが楽しい」お客様の声が力になる

ー利用者様からのお声で印象に残るものを教えてください。
大西「ここに来るのが楽しい」という言葉ですね。生活の一環として楽しみに通ってくださる方が多いことは、私たちの最大の喜びです。スタッフの人間性が素晴らしく、スタッフ同士も仲がいいので、その雰囲気が利用者様に伝わっているのだと思います。リハビリのための看護師がいて、マシンを使ったリハビリを受けられることが人気の理由の一つじゃないかな。

ー運営で苦労した点があればお聞かせください。
大西:スタッフがそろうまでには時間がかかりました。いい人材が自然とそろったことは事実ですが、採用の時点で私の重視する方針は必ず伝えています。

風土に合わないと感じた人は3カ月の試用期間中に自然と去り、私が合わないと感じた場合も躊躇せずに伝えます。それほど、人材がすべてと言えるビジネスです。

強みは独自のマシントレーニング。中長期視点での開業を

ー他社の介護ビジネスと比較して『リハプライド』のビジネスの強みや特徴をどういった点に感じますか。
大西:『リハプライド』のマシントレーニングは、ただの筋トレではなく、普段使わない筋肉を使うことが目的です。車椅子の方は車椅子なしで歩き、杖をついている方は杖を使わずに歩くことで効果が現れる。これが最大の強みであり独自性ですね。こういった考え方でマシンを使っている施設は、他にないんじゃないかな。

一見すると負荷の少ないトレーニングなので、物足りなく感じる方もいらっしゃいますが、続けることで効果が生まれる。筋肉をつけるよりも、10年、20年使っていなかった筋肉を繰り返し動かすことが大切。その考えと理念に共感しています。

ー経営面で、『リハプライド』の収益性はいかがですか。
大西:収益が上がるにはある程度の時間がかかるので、最初の一年は投資期間として考える必要があります。必要なスタッフをそろえて介護報酬の加算や減算を理解し、報酬を増やす工夫をしながら、たくさんの利用者様に通っていただく。

中長期的な視点で収益を上げようとする努力が不可欠です。

これらを正しく行えば売り上げは自然と上がり、その利益をスタッフに還元することでいい循環が生まれる。繰り返し言うように、ビジネスを成功させる重要な要素は、いい人材を集めることに尽きます。

ただ、店舗の広さによって利用者様の定員が決まってしまうので、上限に達すれば売り上げは頭打ちになる。だから店舗を増やす、という仕組みです。

ー『リハプライド』のビジネスで得た、喜びや学びについてお聞かせください。
大西:介護業界に関してまったくの素人から始めたため、利用者様の苦しみや業界の実態など、これまで気づかずにいたことを実体験から学べました。

例えば、子供と離れて暮らしている方や家族との関係が思わしくない方など、さまざまな理由でお一人で暮らされている高齢者が多いこと。ケアマネジャーという仕事は大変なこと。他人ごとではない介護の現状を知ることができたのは、この仕事ならではですね。

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3店舗目の開業へ「私は、『リハプライド』がいいと思います」

ー今後の目標・ビジョンをお聞かせください。
大西:ありがたいことに2店舗の運営がうまくいっているので、3店舗目の展開を考えています。

ポイントは、やはり人材採用。今の店舗の人間関係を生かし、よりよい店舗づくりを進めます。スタッフが醸しだすいい雰囲気が看板となり、最大の集客につながる。スタッフの負荷や健康管理に気をつけながら、新店舗の開業準備を進めます。

ー介護事業への参入を検討されている方に、アドバイスをお願いします。
大西:開業にあたって、まず考えるべきは資金繰りです。そこを万全にできるならば、トレーニングの効果や理論がデータでも実証済みの『リハプライド』は、非常におすすめのサービスです。介護事業なら、私は『リハプライド』がいいと思います。

—ありがとうございました。