リハプライド・コラム
重度の骨関節疾患にも、 『リハプライド』のパワーリハビリを!
骨関節疾患によって、日常生活に不自由さを感じるようになり、
要介護(支援)状態となった方は少なくありません。
重度の骨関節疾患の方の中には、激しい痛みのある方や、
可動域に大きな制限のある方、
「もうリハビリは無理」と諦めている方も多いと思います。
しかし、私たちのリハビリ・プログラム《パワーリハビリテーション》ならば、
痛みを感じない軽い負荷(重さ)で、
無理なく関節を動かせる範囲のリハビリ運動に取り組むことができます。
『リハプライド』には、変形性股関節症・膝関節症、変形性腰椎症・頸椎症、
骨折、骨粗しょう症、肩関節周囲炎(四十肩、五十肩)といった、
多くの骨関節疾患の方が通われています。
病院の理学療法や作業療法は、【回復期】のリハビリです。
病院で行われている理学療法や作業療法は、
「身体に障害のある者に対し、主としてその基本動作能力の回復を図るため、
治療体操、その他の体操を行わせ、および電気刺激、マッサージ、
温熱その他の物理的手段を加えること」
(昭和40年6月29日法律第137号『理学療法士及ぴ作業療法士法』)
というもので、【回復期】においてPT、OT、STといった専門職が、
マンツーマンで2~3時間の時間をかけて行います。
しかし、要介護(支援)状態になった方は、すでに【回復期】が終わり、
【維持期】【慢性期】に移行した方であるため、
【回復期】に行われるような2~3時間もの時間をかけた、
マンツーマンの施術を施すことはできません。
通所リハビリでも、施術は20分のところがほとんどです。
例えば、変形性膝関節症の方が、介護保険を使って週1回30分、
PTによる理学療法リハビリを受けていたとしても、
「膝が痛いから」と日常生活で動きの少ない生活を送っていれば、
膝関節部位の衰えは止められず、
その結果、要介護状態が悪化するというケースも少なくないのです。
病院とは異なる【維持期】のアプローチで、改善の可能性を広げます!
その点で、私たちの《パワーリハビリテーション》(以下、パワーリハビリ)は、
アプローチが大きく異なります。
《パワーリハビリ》は、
顧問でもある竹内孝仁教授(国際医療福祉大学大学院・医学博士)が開発した、
老化を効果的に食い止め、
同時に動かしづらくなった筋肉(不活動筋)を動かしやすくするという、
【維持期】には理想的なリハビリ・プログラムです。
医療先進国であるドイツ生まれのリハビリ専用トレーニングマシン6台を使用して、
「動かなくなった不活動筋を、元の活動筋へ戻す」ことを目的に、
正しいポジショニングで、軽い負荷をかけ、繰り返し同じ動作を行うことにより、
“座る・立つ・歩く” という3つの基本的な生活動作に必要な活動筋を、
徐々に動かせるようにしていくのです。
“軽い負荷”というところがポイントで、これが重い負荷となれば、
一般的な筋力トレーニングになってしまい、不活動筋の活性化にはつながりません。
準備体操から始まり、リハビリ専用マシンを使った《パワーリハビリ》、
整理体操となる《座って太極拳》まで、
『自立支援介護』に必須である水分摂取を適時行いながら、
数時間にわたって無理のないリハビリを行います。
この《パワーリハビリ》を、週に1~3回行うことで、関節の疼痛が緩和し、
可動域が大幅に改善して、元の日常生活を取り戻すことのできたご利用者さまが、
全国にたくさんいらっしゃいます。
病院や通所リハビリとは異なるアプローチですので、
同時に通っていただいても結構ですし、
病院や通所リハビリで行う20分の理学療法や作業療法では、
なかなか改善が見られないという方にこそ、
ぜひ体感していただきたいリハビリなのです。