リハプライド・コラム
介護保険の認定はあっても、使わない人がいる?
実は、日本では、介護保険の認定があるのに、
あまり介護保険サービスを使っていない方が、かなりの人数いらっしゃいます。
厚労省の調査では毎回、要介護(要支援)認定者の約1割の方が介護保険を受給していません。
つまり、約1割の方は介護保険の認定を受けながらも、介護保険サービスを全く使っていないのです。
高齢者の中には
「福祉の世話になるのは恥ずかしいし、みっともない」
と思っている方もいらっしゃいます。
「他人を家に上げたくない、他人に弱みを見せたくない」
と思ってる方もいらっしゃいます。
「自分はまだ、家族の力を少し借りるだけで自立している、世の中の世話になる必要はない」
と思っている方もいらっしゃいます。
そして中には、
「ディサービスでみんなと一緒に歌をうたったり、折り紙をしたりなんかしたくない」
と考えていらっしゃる方も多いようです。
全体として見てみると、そのように考えて介護保険を使いたがらないのは、男性の方が多いようなのです。
しかし、そのような方でも、今後もずっとサービスが一切必要ないと考えているのではなく、
要介護認定を受けても介護保険を利用していない人の多くの理由は「家族が介護するから不要」、
「現在は状態が軽いので不要」と考えているケースが多いようです。
ただ、ご本人様は「将来悪くなってから使おう」と思っているかもしれませんが、
ご家族様が負担に感じていらっしゃるケースもあります。
また何より、すでに要介護状態であると認定されるほど状態が悪くなっているのであれば、
もっと介護保険サービスを活用して要介護度を重度化させないようにする事で、
ご家族様の負担も少なくなりますし、費用も増大せずに済みます。
介護保険制度には本来、予防効果を狙っている側面があり、
要介護者の重度化を防ぐことも大きな目的のひとつです。
すでに要介護状態になって身体が動かし難くなっている方ならばなおさら、
座ったり横になっていたりする時間が増えることで身体の老化が進み、
要介護度の重度化や認知症やうつ症の発症にも繋がりかねません。
男性に喜んでいただけるサービス
そんな、介護保険を使っていない方にこそ、オススメしたいのが私たちのサービスです。
「福祉の世話になるのは恥ずかしい・みっともない」と思っている方も、
「ディサービスでみんなと一緒に歌をうたったり、折り紙をしたりなんかしたくない」
と思っている方も、私たちのサービスであれば、
「これなら通ってもいいかもしれない」と思っていただけるケースが非常に多いのです。
全国約150事業所で、ご利用者様の約6割が男性であり、
その中には「デイサービスなんか行きたくない」と言って
ご家族様やケアマネジャー様を困らせていた方が数多くいらっしゃいます。
そして、ほとんどの方が、私たちのサービスへの通所をきっかけに、
自立への意欲を持っていただき、実際に改善している実感を持っていただき、
また外に出ることに積極的になっていただいています。
上の写真は都心にある、ある店舗の様子です。
このように、全員が男性というときもあります。
私たちのサービスのフィットネスジムのような雰囲気が、特に男性に喜ばれやすいのは全国共通。
一般のデイサービスには女性の方が多いですが、
私たちのデイサービスには、数多くの男性に喜んで通っていただいています。